三重県三重郡在住のお客様より、iMac Mid2010 A1311の修理ご依頼をいただきました。
iMac 2010となると、8年前のモデルです。
今では「オブソリート製品」という扱いになり、Appleによる修理は受け入れてもらえません。
とはいえ、macOS High Sierraまでインストールできるモデルです。
軽作業であればまだまだ使い続けられます。
今回は、そんなiMacに息を吹き返させる修理です。
画面が映らない症状でお困りのようでした。
実際に起動させてみると、次のような表示異常を確認できました。
拡大するとこのような感じです。
真っ白いはずの起動画面に、紋様のようなものが一面に広がっています!珍しい!
そのあとは、真っ赤になったり緑になったりと、珍しい表示異常を見ることができました。
これではとても使うことができません。
グラフィックカードの故障と思われる症状でしたので、グラフィックカード交換にてお見積もりをし、修理続行となりました。
修理の様子を一部ご紹介致します。
液晶パネル、液晶を取り外しHDDを取り外します。
HDDが外れた状態がこちら。
写真だけ見ていると簡単そうに見えますが、ここまで辿り着くのにも結構手順があります。
ロジックボードを取り外します。
グラフィックカードのある部分がこちら。
故障していたグラフィックカードです。
グラフィックカード交換後は、正常に表示されるようになりました。起動画面も真っ白です。
動作チェックも問題なく、この状態でお客様のもとにご返却となりました。
iMacのグラフィックカード交換は、ディスプレイからロジックボードまで全て取り外す必要があります。
多数のMac修理実績のあるパソコン修理本舗へぜひご依頼ください!
今回の修理費用は、約45,000円です。(2018年10月現在)